訪問レビュー
訪問日:2026-09-22
国道18号から一本入る。道からは建物が見えない
中軽井沢駅から歩いて10分ほど、国道18号から小道へ一本入った林の中に Coffee House Shaker はあります。大通り沿いではないので、初めてだと入口を通り過ぎてしまいそうになります。しばらく進むと、緑に囲まれた白い建物が見えてきました。
軽井沢のカフェは木の色や茶系の外観が多く、白い建物は意外と珍しい。周囲の緑とのコントラストが強く、写真で見るより実物のほうが印象に残ります。自然に馴染む佇まいでありながら、建物だけがはっきり浮かび上がる——この見え方自体が、この店の個性でした。
駐車場は建物の前に4台。全16席の店に対して4台なので、混雑する時間には満車もありえます。訪問した日も車の出入りが多く、人気の高さがうかがえました。中軽井沢駅から歩ける距離にあるのは、この店ではかなり実用的な利点です。
ひとつ書き添えておくと、訪ねた2026年9月22日は火曜日です。公式の定休日は火・水曜ですが、この日は敬老の日と秋分の日に挟まれた国民の休日で、入口脇には「We are OPEN!!」の立て看板が出ていました。連休中の火曜・水曜は、定休日でも営業することがあるようです。
シェーカースタイルで統一された16席。子ども用チェアまで手づくり
店内はテラス席、室内のテーブル席、カウンター席という構成です。公式では全16席。大型店ではなく、小さな一軒家の喫茶店という感覚に近い規模でした。
室内はアウトドアの雰囲気を感じる空間で、家具や小物など細かなところまでこだわりが感じられます。店名の由来であるシェーカースタイル——アメリカのシェーカー教徒が生んだ、装飾を削ぎ落とした実用本位の様式——で統一されていて、似た雰囲気の店を探すのが難しいほど個性的でした。
カウンターの背後の壁がこの店を一番よく表しています。フライフィッシングのランディングネットが何本も掛かり、毛鉤を収めた額と川の写真が並ぶ。内装として「アメリカ風」にしているのではなく、オーナーの遊びがそのまま置かれている、という空気でした。
さまざまな場所に店のロゴが入ったアイテムが置かれているのも印象的です。背もたれに「SHAKER」と入った子ども用のチェアまで、あまり見かけない手づくり感のあるデザイン。カウンターには店のロゴ入りの焼き菓子「SHAKER BAKE」も並んでいて、空間の隅々までひとつの世界観が丁寧につくられています。大きな窓からは軽井沢の緑を眺めることができ、ゆっくりと時間が流れるような心地よさがありました。
パンケーキとスコーン。いちばん印象に残ったのは無糖のオーガニック生クリーム
この日はパンケーキとスコーン、コーヒー、カフェオレを注文しました。どれもとても美味しかったのですが、特に印象に残ったのは、パンケーキなどに添えられた無糖のオーガニック生クリームです。
甘さでごまかさない。素材そのものの味わいがそのまま出てくるので、パンケーキの生地やスコーンの香りが濁りません。生クリームをたっぷり添えて「甘いスイーツ」として仕上げる店が多いなかで、ここは逆の方向に振っています。甘いものが得意でない人でも食べやすいはずです。
7段重ねのパンケーキ(1,200円)は、名前だけ聞くと大きそうですが、1枚ずつは小ぶりな生地が縦に積み上がって出てきます。テーブルに届いたときの見た目が主役のスイーツでした。
コーヒーは店主が一杯ずつ。店のための特注豆
コーヒーは店主が一杯ずつ丁寧にハンドドリップで淹れています。この店のために用意された特注の豆が使われていて、空間だけでなく一杯のコーヒーにもこだわりを感じました。オリジナルブレンドは深煎りと中煎りから選べて、どちらも700円です。
コーヒーが苦手な日や、カフェインを避けたい日でも困りません。デカフェ、ソイラテ、デカフェソイラテ、カフェオレがそれぞれ用意されています。全16席の小さな店でこの幅があるのは珍しいと思います。
駐車場が4台の小さな店ですが、訪問した日もお客さんの出入りが多く、人気の高さがうかがえました。店主の方もにこやかに対応してくださり、終始心地よく過ごせました。
看板のハンバーガーは、今回は頼んでいません
正直に書いておくと、この日はスイーツとコーヒーで満足してしまい、看板メニューのハンバーガーは注文していません。味の感想は書けないので、確認できた事実だけ残します。
全バーガーに「牛肉100%パティ・トマト・高原レタス・グリルドオニオン・マヨネーズ・オリジナル味噌ソース」が入り、クラシックバーガー1,300円からベーコンエッグチーズバーガー2,000円まで11種類。バンズをレタスに替えたグルテンフリーのダブルレタスバーガー(1,300円〜)へ全品置き換えできます。信州味噌を使ったソースと赤身のビーフパティという組み合わせが、この店の看板です。次に訪ねたときに追記します。
まとめ:静かに座っていたい日の、小さな一軒
Coffee House Shaker は、軽井沢の緑を眺めながら、少しだけ日常を離れて過ごしたい日に向く店でした。建物、インテリア、家具、コーヒー、そして小さなアイテムまで。店全体に統一されたコンセプトがあり、ほかの店とは被らない唯一無二の世界観を楽しめます。
一方で、16席・駐車場4台という規模と、混雑時のスイーツの提供時間は、行く前に頭に入れておいたほうがいいポイントです。観光の合間に慌ただしく立ち寄るというより、この店で過ごす時間そのものを目的に行くのが合っています。また訪れたいと思える一軒でした。
お店の概要
公式サイトなどの公開情報から、編集部が整理しています。味・サービスの評価は、上の訪問レビューにのみ書いています。
1999年開業、シェーカー家具で統一された全16席の一軒家カフェ。信州味噌ソースのハンバーガー(1,300円〜)と7段重ねのパンケーキ(1,200円)、一杯ずつのハンドドリップが看板です。中軽井沢駅から徒歩約10分と車なしでも行けますが、駐車場は16席に対して4台。パンケーキとフレンチトーストは繁忙期や土日祝の混雑時は15時以降の提供になると公式に明記があります。繁忙期は平日も対象になりうるため、スイーツ目当てなら15時以降を目安にし、当日の提供状況を電話で確認してから向かうのが確実です。犬は店内・テラスとも同伴可で、冬や雨の日でも屋内で犬と過ごせます(頭数・サイズの条件は未公表のため要確認)。冬も営業していますが、定休日・支払い方法・冬季の営業時間は外部サイトの記載が公式と食い違っているので、公式サイトか公式Instagramで直前に確認してください。

- 業態
- 1999年開業の一軒家カフェ。店名はアメリカのシェーカー教徒が生んだ「シェーカースタイル」に由来し、店内はシェーカー家具とオーナーの趣味の道具で統一されている。オーナーの黒澤進さんはフライフィッシング・スノーボード・キャンプなどのアウトドアを通じて常連の輪を広げ、バーガーを加えたと媒体のインタビューで語っている 出典
- 場所
- 軽井沢町長倉3460-16。しなの鉄道中軽井沢駅から徒歩約10分(公式)。国道18号から一本入った林の中にあり、道路からは建物が見えにくい(実訪問・2026年9月22日)。電話0267-45-8573 出典
- 営業
- 10:00〜18:00・火曜/水曜定休(公式サイト・2026-09-23確認)。冬季休業はなく通年で営業していることを編集部が確認(公式サイトにも冬季休業の記載はない)。ただし冬季の営業時間は、るるぶ&more.の「11〜3月は11〜17時」と公式の10:00〜18:00が食い違うため、冬に行くなら公式サイトか公式Instagramで当日の時間を確認する 出典
- 祝日の営業(火曜でも開くことがある)
- 定休日は公式で火・水曜だが、2026年9月22日(火/敬老の日と秋分の日に挟まれた国民の休日)に営業していることを実訪問で確認した。入口脇に「We are OPEN!!」の立て看板が出ていた。連休中の火曜・水曜は営業する可能性があるため、定休日だからと諦めず公式Instagram(@cafeshaker)で当日の営業を確認するとよい
- 外部サイトとの食い違い
- 公式サイトは「火・水曜定休/クレジットカード可(VISA・Master・JCB・AMEX・Diners)/中軽井沢駅から徒歩約10分」。一方で食べログは「水曜のみ定休・カード不可・夏期は10:00〜19:00」、るるぶ&more.は「11〜3月は11〜17時・徒歩5分」と記載しており、定休日・支払い方法・冬季の営業時間・駅からの所要時間のいずれも一致しない(2026-09-23確認)。定休日は公式の火・水曜が基本だが、2026年9月22日(火・国民の休日)は営業していた(実訪問)。営業日と臨時休業は公式サイトか公式Instagram(@cafeshaker)で直前に確認するのが確実 出典
- 席
- 16席(公式)。テーブル席・カウンター席に加えて、建物の前のウッドデッキにテラス席がある(実訪問・2026年9月22日)。全席禁煙、貸切にも対応 出典
- 内装
- シェーカー様式の木製家具で統一され、カウンター背後の壁にはフライフィッシングのランディングネット、毛鉤を収めた額、川の写真が並ぶ(実訪問・2026年9月22日)。オーナーがフライフィッシングやキャンプを通じて常連の輪を広げたと媒体のインタビューで語っており、その趣味がそのまま内装になっている 出典
- 物販
- 店のロゴ入りの焼き菓子がカウンターに並び、手みやげに買える。動物のかたちの「SHAKER BAKE」と「COFFEE HOUSE SHAKER」の袋があった(実訪問・2026年9月22日)。奥のショーケースには「SCONE ¥300」の表示があり、公式メニューの「シェーカースコーン2P 600円」と整合する(1個単位でも買える)
- 看板メニュー
- 全バーガーに「牛肉100%パティ・トマト・高原レタス・グリルドオニオン・マヨネーズ・オリジナル味噌ソース」が入る。バンズをレタスに替えたグルテンフリーのダブルレタスバーガー(1,300円〜)へ全品置き換えできる 出典
- スイーツの提供時間に注意
- 7段重ねのパンケーキとシェーカーフレンチトーストは、公式メニューに「繁忙期や土日祝日の混雑時は15時以降のご提供メニューになります」と明記されている。スイーツ目当てなら平日を選ぶか、15時以降に合わせて行く 出典
- コーヒー
- 公式メニューに「ハンドドリップにて一杯ずつお淹れしています」と明記。オリジナルブレンドは深煎り・中煎りから選べる。デカフェ・ソイラテ・デカフェソイラテもあり、カフェインを避けたい人でも選べる。紅茶はポットサービス 出典
- 犬連れ
- テラス席だけでなく店内のテーブル席・カウンター席も同伴可(編集部が2026年9月に確認)。公式サイトの案内は「ペット同伴OKのテラス席もあり」までで店内には触れていないが、店内可とする第三者の訪問記も2023年・2026年3月にある。テラスがつらい冬や雨の日に屋内で犬と過ごせる、中軽井沢では数少ない一軒。サイズ・頭数・カートの要否は公表されていないため、来店前に電話(0267-45-8573)で確認を 出典
- 子連れ
- 手づくりの子ども用チェアがあることを実訪問で確認(2026年9月22日)。ただし全16席の小さな店で、ベビーカーでの入店可否は公式に記載がないため、必要なら来店前に確認を
- 駐車場
- 4台(公式)。全16席に対して4台と少ない。2026年9月22日の訪問時は車の出入りが多く、混雑時は満車になりうる。中軽井沢駅から徒歩約10分なので、満車なら駅前の町営駐車場に停めて歩ける 出典
- 支払い
- 公式サイトはクレジットカード可(VISA・Master・JCB・AMEX・Diners)と記載。ただし大手グルメサイトには「カード不可」の記載が残っているため、現金も用意していくのが安全 出典
- 作業
- Wi-Fi・電源は公式に記載がなく、2026年9月22日の訪問でも案内を確認できなかった。PC作業の目的では選ばない
出典:Coffee House Shaker(コーヒーハウスシェーカー)の公式サイト・公式SNS等の公開情報(2026-09-23時点で編集部確認)。営業時間・定休日・冬季休業は変わりやすいため、最新・詳細は必ず公式でご確認ください。

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※ メニュー・価格は2026-09-23時点の公開情報にもとづく編集部まとめです。品切れ・季節替わり・改定があるため、最新・詳細は公式でご確認ください。









