訪問レビュー
訪問日:2025〜2026年(最新は2026年10月3日)
ハルニレテラスから坂道を歩いて。途中でサルに遭遇
2026年10月3日、土曜日の午前中(写真の撮影時刻は11時30分ごろから11時45分ごろ)に、軽井沢・星野エリアの森の中にあるイカルカフェへ行ってきました。ハルニレテラスからも歩いて行きやすく、少し坂道を登りながら向かいます。この日は、なんと途中で猿に遭遇。軽井沢に住んでいると野生動物を見かけることはありますが、カフェへ向かう途中からこんな体験ができるのも、この場所ならではだと思います。
周辺にはハルニレテラスや星のや軽井沢、トンボの湯などがあり、カフェだけを目的に訪れるというより、星野エリアを散歩しながら立ち寄るのがおすすめです。木々に囲まれた道を歩いているだけでも気持ちがよく、観光で訪れた人はもちろん、軽井沢で暮らしていても改めて「軽井沢っていいな」と思えるような場所です。
階段の先に、池を囲むように建つカフェ
坂道を進み、階段を上った先に現れるのが、ケラ池とそのほとりに建つイカルカフェ。建物が池を囲むようにつくられていて、水辺には鴨などの生き物の姿も見られます。私が訪れたときは緑に囲まれた静かな池でしたが、このケラ池は冬になるとスケートリンクになるそうです。同じ場所でも季節によってまったく違う景色を楽しめるのも、軽井沢らしくて良いところです。
クマの展示と双眼鏡。窓の外の本物の自然を観察できる
店内に入ってまず印象的だったのが、普通のカフェとは少し雰囲気が違うこと。ここには軽井沢の自然観察を行う「ピッキオ」のスタッフの方がいて、熊をはじめ、軽井沢に暮らす動物や自然に関する展示もあります。おしゃれなカフェというだけではなく、本当にこの森に生息している動物や鳥、虫などについて知ることができる場所になっています。
双眼鏡を借りることもできるので、実際に池や森を眺めながら鳥や生き物を探してみるのも楽しそう。展示を見るだけではなく、そのまま窓の外に広がる本物の自然を観察できるのが面白く、個人的にはここがイカルカフェの一番魅力的なところだと感じました。子どもと一緒なら、コーヒーを飲むだけではなく「今日は何がいるかな?」と池や森を眺めながら過ごすのも良さそうです。
森の中に入り込んだような景色と、イカルコーヒー
そして、店内から見える景色がとても綺麗。大きな窓いっぱいにケラ池と緑が広がり、とても開放感があります。水面を眺めていると鴨が泳いでいたり、森から鳥の声が聞こえてきたり。軽井沢には景色の良いカフェがたくさんありますが、ここは単に「緑が見える」というより、森の中にそのまま入り込んで過ごしているような感覚があります。
そんな景色を眺めながら飲むコーヒーも、この場所の楽しみのひとつ。ハンドドリップで淹れる「イカルコーヒー」は香りがよく、森を歩いたあとにゆっくり飲む一杯にぴったりです。コーヒーそのものだけではなく、この場所で飲む時間まで含めて楽しめるカフェだと思います。この日はりんごジュースも頼みました。
「イカルカフェ」という名前は、イカルという鳥の鳴き声が「コーヒー1杯プリーズ♪」と聞こえることにちなむそうです。そんな話を知ったあとに森の音に耳を澄ませてみると、鳥の声まで少し気になってきます。
以前の訪問:紅葉の季節のソファ席
ケラ池の正面にある長いソファ席に座ると、開放された窓の先がそのまま水面につながって見えました。風が入る日は、店内というより池のほとりにソファだけ置かれているような感覚です。モミジの赤だけでなく、周囲のカラマツが黄色くなり、水面にも色が映ります。木々の隙間からは、浅間山の斜面にあるハート形の模様も見えました。
池正面のソファ席は予約席ではないので、座りたいなら早い時間に。訪問した平日は、星野エリアの駐車場が満車に近い状態でした。カフェだけを目的にするより、湯川沿いの散策やハルニレテラスと組み合わせて、車を一度停めたら徒歩で回るほうが楽でした。
お店の概要
公式サイトなどの公開情報から、編集部が整理しています。味・サービスの評価は、上の訪問レビューにのみ書いています。
ケラ池のほとり、ピッキオ野鳥の森ビジターセンターの中のカフェです。池に面した赤いソファ席から水面と森を眺め、店内のクマや野鳥の展示を見て、双眼鏡(300円)で本物の生き物を探す。普通のカフェとは違い、軽井沢の森そのものを体験できる場所です。ハルニレテラスから遊歩道で歩けるので、星野エリアの散策に組み込むのが使いやすい。注意点は2つ。駐車場はP1が30分無料・以降1時間600円で、店で2,000円以上使うと2時間無料になること。営業時間の表記が星野エリア公式(通年16時まで)とピッキオ公式(GW〜8月は17時閉館)で分かれていること。冬はケラ池がスケートリンクになります。

- 業態
- ピッキオ野鳥の森ビジターセンターの中のカフェ。公式は「森と水辺のカフェ」。ピッキオのネイチャーツアーの受付も兼ねていて、店内にはクマや野鳥などの展示がある 出典
- ピッキオ
- 星野エリアの森で野生動物の調査や自然ガイドをしている組織。1992年に星野リゾートの「野鳥研究室」として生まれ、2016年にケラ池のほとりへ移った。2004年からはクマ対策犬(ベアドッグ)も導入している 出典
- 開業
- 2016年8月1日(食べログのオープン日)。ピッキオがケラ池のほとりへ移ったのも2016年(ピッキオ公式の沿革) 出典
- 建物
- ケラ池に沿って弧を描く平屋。屋根と外壁が池のカーブに合わせて曲がり、ウッドデッキが水際を回る。池に面した側は大きなガラス窓で、あたたかな季節には窓が開く(公式・実訪問) 出典
- 場所
- 軽井沢町長倉2148、ケラ池のほとり。星野エリアの駐車場P1から徒歩約5分(星野エリア公式)。ハルニレテラスからは遊歩道を歩いて15分ほど(星野リゾート社員のnote)。途中に坂と階段がある(実訪問) 出典
- 営業時間
- 10:00〜16:00(L.O.15:30)(星野エリア公式)。ピッキオ公式では、館はGW〜8月末が9:30〜17:00で、カフェは10:00から・ラストオーダーは閉館の30分前としている。夏に行くなら16時以降の営業は電話(0267-45-7777)で確認を 出典
- 定休日
- 無休。ただしメンテナンス等による臨時休業あり(ピッキオ公式) 出典
- 席
- 店内16席・テラス6席(公式)。池に面した長い赤いソファは「ピッキオ一押しの特等席」(公式)。食べログは30席としていて食い違う 出典
- メニュー
- ハンドドリップのイカルコーヒー700円、カフェラテ600円、森のハーブティー500円(ピッキオ公式)。カフェラテは野鳥のラテアートで、イカル・アカゲラ・シジュウカラなどの柄がある(2026年4月の星野エリア公式ニュース)。りんごジュースもある(実訪問) 出典
- 店名の由来
- イカルは「コーヒー1杯プリーズ♪」と鳴く鳥。公式は「ドリンク注文時にイカルの真似をしてみてください。ちょっぴり楽しいことが起こります」と案内している 出典
- 展示・サービス
- 野鳥の森の自然情報(野鳥・ツキノワグマなど)の案内、双眼鏡のレンタル(300円)、クマよけ鈴のレンタル(無料)、ネイチャーツアーの受付。クマの本を集めた棚「くまだな」には図鑑や絵本も並ぶ(ピッキオ公式) 出典
- ケラ池の生き物
- ピッキオ公式は、ケラ池で見られる生き物としてカルガモ・オシドリ、春に産卵するヤマアカガエル・シュレーゲルアオガエル、オオルリ・キビタキなどを挙げ、夏は「トンボの王国」になるとしている。2026年10月3日はカモが池で餌を探していた(実訪問) 出典
- 野生動物
- 軽井沢町内にはニホンザルの群れが1つ(約20頭)いて、行動範囲に星野が含まれる(軽井沢町)。2026年10月3日はカフェへ向かう途中でサルに出会った(実訪問) 出典
- Wi-Fi・設備
- Wi-Fiあり、店内にトイレあり(公式)。電源は未確認 出典
- 犬連れ
- テラス席(6席)のみ同伴可(公式) 出典
- 子連れ
- 訪問時はデッキに子ども連れの姿があった。クマや野鳥の展示、絵本の並ぶ棚、双眼鏡の貸出があり、池や森の生き物を探しながら過ごせる(実訪問・ピッキオ公式)。キッズチェア・授乳室などの設備は未確認
- ケラ池スケートリンク
- 2026年10月30日〜2027年3月7日(11月18日・2月24日・2月25日は休業)。大人1,900円・子ども1,300円(貸し靴込み。年末年始などの特別料金期間は大人2,400円・子ども1,800円)。例年12月下旬に天然氷エリアが結氷して池の全面がリンクになる。カフェのドリンクは氷上の円形ベンチにテイクアウトできる(星野エリア公式) 出典
- 駐車場
- 星野エリア共用(30分無料)。専用駐車場はなく、最寄りは共用駐車場P1。P1〜P3は最初の30分無料・以降1時間600円(上限6,000円)で、ピッキオを含む対象店舗で合計2,000円以上利用すると2時間無料。P6・P7・臨時駐車場は無料(星野エリア公式) 出典
- バス
- 軽井沢駅から西武観光バスで約20分、「星野温泉トンボの湯」で降りて徒歩約13分(ピッキオ公式) 出典
出典:イカルカフェの公式サイト・公式SNS等の公開情報(2026-10-05時点で編集部確認)。営業時間・定休日・冬季休業は変わりやすいため、最新・詳細は必ず公式でご確認ください。

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※ メニュー・価格は2026-10-05時点の公開情報にもとづく編集部まとめです。品切れ・季節替わり・改定があるため、最新・詳細は公式でご確認ください。









