お店の概要

公式サイトなどの公開情報から、編集部が整理しています。味・サービスの評価は、下の訪問レビューにのみ書いています。

旧軽井沢の六本辻、ラウンドアバウトの脇に建つワークスペース併設のカフェ。喫茶店というより、作業や読書で長めに過ごすための場所という性格が強い。無料Wi-Fiに加えて電源が席の近くにあり、ブレンドは店頭メニューで550円と、軽井沢のカフェとしては標準的な価格(公式サイトは300円〜と案内しており、店頭と一致しない)。一方で食事メニューはなく、軽食は個包装のお菓子が中心なので、ランチ目的には向かない。雲場池へ徒歩10〜15分の位置にあるため、散策の前後の休憩やテイクアウトとも相性がよい(車を置いたまま散策できるかは未確認)。営業時間と定休日は公式サイトに記載がなく、不定休とする媒体もあるため、来店前の確認をすすめる。

ROUND ABOUT CAFE(ラウンドアバウトカフェ)|建物の外壁にあるFLEX KARUIZAWAのサイン。カフェはこのワークスペース施設の1階に併設されています(2026年9月19日・編集部撮影)
建物の外壁にあるFLEX KARUIZAWAのサイン。カフェはこのワークスペース施設の1階に併設されています(2026年9月19日・編集部撮影)
業態
ワークスペース施設「FLEX KARUIZAWA」の1階に併設されたカフェ。施設の利用者でなくても、カフェだけの利用やテイクアウトができる。施設は旧称「WORK×ation Site 軽井沢」で、現在の公式サイトの運営会社は東西建物株式会社 出典
場所
軽井沢町大字軽井沢字野沢原1323-1387。六本辻のラウンドアバウト(環状交差点)に面している。公式の案内では軽井沢駅から車で約5分・徒歩約14分、雲場池と旧軽井沢銀座商店街へはそれぞれ徒歩10〜15分 出典
営業
9:00〜17:00(食べログ、軽井沢人2026年4月14日の記事)。定休日は軽井沢新聞(2023年10月)で不定休。FLEX KARUIZAWAの公式サイトにはカフェの営業時間・定休日の記載がなく、地図サービスによって表示が異なることがある。食べログには1月・2月の訪問記録があるが、冬の営業日は未確認。遠方からは当日の営業を確認してから向かいたい 出典
建物
もとは飲食店だった建物を、田邉雄之建築設計事務所の設計で2020年にワークスペースとカフェへ改修。ラウンドアバウトを背に平屋と2階建てがV字につながる構成で、交通量のあるラウンドアバウト側にカフェテラスを設けている 出典
Wi-Fi・電源
無料Wi-Fiあり(公式)。2026年9月19日(土)午後の訪問では、通信が遅いと感じる場面はなかった(速度は未計測)。コンセントはソファ席の下と床の埋め込み式で、座った範囲ではどの席からも届く位置にあった(実訪問) 出典
食べログの登録は16席(カウンター2・テーブル8・テラス6)。訪問時はカフェ側のソファ席・テーブル席に加えて、壁一面にホワイトボードのある広い部屋も客席として使えた。ワークスペースの部屋は1室1日1社の貸切制のため、貸切利用のある日は使える範囲が変わる可能性がある(実訪問・2026年9月19日)
看板犬
2026年9月19日の訪問時、店内にバーニーズ・マウンテン・ドッグがいた。おとなしい性格で、オーナーに確認したうえで撫でさせてもらえた。いつも店内にいるとは限らないので、撫でるときはそのつどオーナーに声をかけたい(実訪問)。客が自分の犬を同伴できるかは公式に記載がなく未確認
子連れ
キッズチェア・遊び場は見当たらなかった。PC作業や読書の利用者が多く、小さな子ども連れの長居には向きにくい(実訪問・2026年9月19日)
駐車場
9台(軽井沢人2026年4月14日・食べログ)。訪問時も9台ほど停められる広さだったが、区画はやや狭め(実訪問)。店の利用者向けの駐車場で、車を置いたまま雲場池を散策できるかは未確認 出典
オーナーとコーヒー
軽井沢新聞(2023年10月16日)によると、オーナーは田中義人さん。看板のココナッツブレットコーヒーは、オーガニックコーヒーに有機ココナッツシュガーとココナッツミルクを合わせ、MCTオイルとグラスフェッドバターを加えたもの。ハワイの「サンライズ・シャック」のオリジナルレシピで、同記事の時点では日本で飲めるのは8店舗とされている 出典
支払い
食べログの登録ではQRコード決済可、クレジットカード・電子マネー不可。来店前に確認したい 出典
ワークスペース(FLEX KARUIZAWA)
延床約275㎡。SITE 1(59㎡・30席)、SITE 2(49㎡・20席・約12畳の専用テラスつき)、SITE 3(57㎡・25席・2階、簡易キッチンつき)の3室。1室1日1社専有で1日110,000円(税込)、利用は9:00〜18:00(アーリーイン・レイトアウトは別料金)。Wi-Fi・プロジェクター・ホワイトボード・ディスプレイ・文具を備え、宿泊施設はない(公式サイト、館内配布のパンフレット・2026年9月19日) 出典

出典:ROUND ABOUT CAFE(ラウンドアバウトカフェ)の公式サイト・公式SNS等の公開情報(2026-09-19時点で編集部確認)。営業時間・定休日・冬季休業は変わりやすいため、最新・詳細は必ず公式でご確認ください。

ROUND ABOUT CAFE(ラウンドアバウトカフェ)|店内でくつろぐバーニーズ・マウンテン・ドッグ。おとなしく、オーナーに声をかければ撫でさせてもらえます(2026年9月19日・編集部撮影)
店内でくつろぐバーニーズ・マウンテン・ドッグ。おとなしく、オーナーに声をかければ撫でさせてもらえます(2026年9月19日・編集部撮影)
コーヒー2026年9月19日の店頭メニュー(入口の看板に掲示)から読み取り。かっこ内の価格の適用条件は読み取れなかったため、店頭で確認を。公式サイトは「ブレンド300円(税込)〜」と案内しており、店頭メニューと一致しない
  • オーガニック ブレンドコーヒー550円

    かっこ内の表示は400円

  • オーガニック アイスコーヒー550円

    かっこ内の表示は400円

  • カフェ・ラテ600円

    かっこ内の表示は450円

  • アイス・カフェ・ラテ600円

    かっこ内の表示は450円

THE SUNRISE SHACKのコーヒー2026年9月19日の店頭メニューから読み取り。ハワイ「サンライズ・シャック」のレシピ
  • ココナッツブレットコーヒー(グラスフェッドバター入り)650円

    2026年9月19日にアイスを注文

  • ダークモカブレットコーヒー(グラスフェッドバター入り)要確認

    掲示の価格を読み取れず

  • スーパーオーガニックココア650円
紅茶2026年9月19日の店頭メニューから読み取り
  • 紅茶(アールグレイ or ダージリン)550円

    かっこ内の表示は400円

  • アイスティー550円

    かっこ内の表示は400円

  • ホット ティーラテ600円
  • ドライフルーツ&ハーブティー(ポットサービス)要確認

    掲示の価格を読み取れず

ソフトドリンク・ビール2026年9月19日の店頭メニューから読み取り。ジュースは信州産の果実を使ったもの
  • ジュース(ブルーベリー/りんご/ぶどう/白桃/プラム/ラ・フランス)600円

    りんご・プラム・ラ・フランスは価格の表示が不鮮明で、参考情報

  • ペットボトル(水・緑茶)要確認
  • THE 軽井沢ビール クリア/ヴァイス(小瓶)700円
軽食・お菓子2026年9月19日の訪問時に店頭で確認。食事メニューはなく、個包装のお菓子が中心
  • ミカド珈琲 トリュフショコラケーキ要確認
  • ミカド珈琲 珈琲あずきモナカ要確認

    アイスモナカ

※ メニュー・価格は2026-09-19時点の公開情報にもとづく編集部まとめです。品切れ・季節替わり・改定があるため、最新・詳細は公式でご確認ください。

ROUND ABOUT CAFE(ラウンドアバウトカフェ)|ココナッツブレットコーヒー(アイス)と、ミカド珈琲のトリュフショコラケーキ、珈琲あずきモナカ(2026年9月19日・編集部撮影)
ココナッツブレットコーヒー(アイス)と、ミカド珈琲のトリュフショコラケーキ、珈琲あずきモナカ(2026年9月19日・編集部撮影)

訪問レビュー

訪問日:2026年9月

六本辻のロータリーで、ずっと気になっていた建物

旧軽井沢へ向かう途中の六本辻。6本の道が集まるラウンドアバウト(環状交差点)の脇にあり、車で通るたびに「一度入ってみたい」と思っていたカフェです。2026年9月19日(土)の午後に訪ねました。

交差点側から見えるのは、グレーの板張りの外壁と、数段の階段を上がったデッキ、そして木の立て看板。看板には店名とロゴがステンシルで入っていて、その上に店頭メニューが貼られています。デッキの窓には「店内にもお席ございます」の札。初めてでも入りやすい雰囲気でした。

この建物は、もともと飲食店だったものを2020年にワークスペースとカフェへ改修したそうです。設計者の解説によると、以前はラウンドアバウト側に勝手口があって閉じていたところを開き、交差点に向けてカフェテラスを設けたとのこと。通るたびに目が行くのは、そう設計されているからでした。

交差点の脇とは思えない、木立の中のガラスの平屋

驚いたのは、敷地の奥の静けさです。交通量のある交差点に面しているのに、建物の裏手に回ると木立に囲まれていて、落ち葉の積もった地面に枕木の小道が延びています。足元には苔。軽井沢の別荘地を歩いているときの空気でした。

小道の先に建つのが、切妻屋根のガラス張りの平屋です。水色がかった木の枠にX字の筋交いが入り、中には丸いガラスの照明がいくつも下がっています。夕方に近づくと室内の明かりが木々の緑に映えて、外から眺めているだけでも絵になります。

その手前がテラス席。コンクリートの床の真ん中から木が生えていて、黒と黄色のロッキングチェアが置かれています。丸太の柵で囲われているので、交差点の近くでも落ち着いて座れそうです。気候のいい時期は、ここでコーヒーを飲むのがいちばん気持ちいいと思います。

駐車場は9台ほど。区画は狭め

駐車場は建物の脇にあり、9台ほど停められそうです。旧軽井沢の周辺で専用の駐車場があるカフェは多くないので、これは助かります。

ただ、区画は結構狭めです。大きな車は切り返しに少し気を使うと思います。混む季節は、出入りのしやすい位置が空いているうちに停めるのが安心です。

喫茶店ではなく、長く過ごすための空間

店内の雰囲気は、いわゆる喫茶店とは違います。ここはワークスペース「FLEX KARUIZAWA」の1階に併設されたカフェで、作業や読書をしながら長めに滞在できるつくりです。実際、PCを開いている人が多くいました。

入ってすぐはカウンターのある広い空間で、黒い柱が何本も立ち、サーモンピンクの床と白い壁が明るい印象です。壁には施設の平面図が掛かっていて、その前に大きなクマのぬいぐるみ。ワークスペースと聞いて想像する無機質さはありません。

カフェ側の客席は、壁沿いに黒いソファのベンチが続き、その前に2人がけのテーブルが並びます。椅子は座面を編んだ木の椅子。床から天井近くまである窓の外は一面の緑で、読書をするならこの席がよさそうでした。

物販の棚には、花柄のボトルやタンブラー、軽井沢の情報誌「軽井沢ヴィネット」が並んでいました。

電源・Wi-Fi・ホワイトボード。作業環境はかなり良い

作業する人にとって大事な電源は、ソファ席の下か、床に埋め込まれています。全席にあると思います。軽井沢のカフェは「Wi-Fiはあるが電源がない」店が珍しくないので、これは大きな強みです。

Wi-Fiも高速で、オンラインの作業に困る場面はありませんでした。

さらに、壁一面にホワイトボードがある広い部屋も、この日は客席として使えました。変形の大きなテーブルを囲むように椅子が並び、窓の外には緑が見えます。ひとりで広い机を使えるので、資料を広げる作業にも向いています。

ピークの時間帯でも少し混むくらいで、机と椅子をゆったり使えそうです。軽井沢の中心部で、席の心配をせずにPCを開けるカフェは多くありません。

ワークスペースとしてのFLEX KARUIZAWA

館内に置かれたパンフレットによると、施設は延床約275㎡。1階に30席の部屋と20席の部屋、2階に25席の部屋があり、企業が1室1日単位で貸し切って、合宿や研修、会議に使う仕組みです。料金は1室1日11万円(税込)。20席の部屋には12畳ほどの専用テラスが、2階の部屋には簡易キッチンが付いています。

パンフレットには「東京駅を7時52分に出て、9時15分に到着してコーヒーブレイク」というスケジュール例も載っていました。軽井沢駅から徒歩約14分という立地を生かした、企業のオフサイト向けの施設です。

つまり、この日に客席として使えた広い部屋は、本来は貸切用の部屋の可能性があります。貸切が入っている日は、カフェ客が使える範囲が変わるかもしれません。作業目的で行くなら、カフェ側の席だけでも足りるかを考えておくと安心です。

看板犬のバーニーズ・マウンテン・ドッグ

店内には大きなバーニーズ・マウンテン・ドッグがいます。黒・白・茶の3色の長い毛で、この日は階段の下の床にぺたんと伏せて、のんびり寝ていました。前足を投げ出して、片目だけこちらを見る姿がなんとも可愛い。

撫でてもよいかオーナーに尋ねると、快く応じてくれました。大きな体ですが、おとなしく、おっとりしています。

大型犬が好きな人なら、この子に会うためだけに行ってもいいと思います。いつも店内にいるとは限らないので、撫でるときはそのつどオーナーにひと声かけてからにしましょう。犬が苦手な人は、入店前に知っておくとよい点でもあります。

ココナッツブレットコーヒーは、ほかで飲んだことのない味

注文したのはココナッツブレットコーヒー(アイス)。店頭メニューでは650円でした。バターとココナッツの香りがして、甘さは上品。あまり飲んだことのない味で、新鮮でおいしかったです。見た目はカフェオレに近い色です。

カップにはハワイ発のTHE SUNRISE SHACKの、太陽のロゴが入っていました。軽井沢新聞の記事によると、オーガニックコーヒーに有機ココナッツシュガーとココナッツミルクを合わせ、MCTオイルとグラスフェッドバターを加えた、サンライズ・シャックのオリジナルレシピだそうです。

メニューにはほかに、オーガニックのブレンドコーヒー(550円)やカフェ・ラテ(600円)、スーパーオーガニックココア(650円)、信州産の果実のジュース(600円)、軽井沢ビールの小瓶(700円)などが並んでいました。

軽食は、ミカド珈琲の珈琲あずきモナカやトリュフショコラケーキなど。軽井沢の老舗のお菓子を置いているのは、観光で来た人にはうれしい点です。ただ、充実しているとは言えないので、食事を目当てに行く店ではありません。コーヒーと甘いものを少し、という使い方が合います。

接客は、個人店らしい親しみやすさ

カウンターにはオーナーがいて、話しかけると優しく応じてくれます。看板犬のことを尋ねたときも、気さくに答えてくれました。

ワークスペース併設と聞くと、受付のような事務的な対応を想像するかもしれません。実際は個人店らしい親しみやすさがあり、初めてでも居心地よく過ごせました。

向いている人・向いていない人

向いているのは、まず作業環境を求めている人。電源、Wi-Fi、広い机がそろっていて、席にも余裕があります。次に、大型犬が大好きな人。そして、雲場池や旧軽井沢の散策の途中で、静かに休みたい人です。

向いていないのは、食事を目当てにする人と、小さな子ども連れ。キッズチェアや遊び場はなく、作業をしている人が多いので、子どもがのびのび過ごせる雰囲気ではありません。

場所は雲場池の徒歩圏です。散策の前後に立ち寄るのにちょうどよく、テイクアウトして歩くのもいいと思います(駐車場は店の利用者向けなので、車を置いたまま散策するなら店に確認を)。まとめると、大型犬が大好きな人と、作業環境を求めている人には、かなりおすすめできるカフェです。

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